改装業者の選択。
６月１１日から８月３０日の期間、休診のうえ全面改装を行います。
既存の設計は「五体不満足」の著者である乙部匡洋氏の亡父 乙部賢二氏による作品であり、改装に関しては素晴らしいデザイン性は残しつつ、将来を見据えた設備環境と快適性をお願いしました。
2006年にはすでに歯科医療業者の約10社以上と打ち合わせを行い。これからの歯科界を見据えたプレゼンなど行いながら検討し始めました。しかし業界ならではの固定観念が強く、デザイン性を比較しても独自性がないことから、業界では始めての試みを行いました。それは改装の意味合いを追求していった結果、出会うべきして出会う感覚に近いものでしたが、建築士、歯科医療業者、医科医療業者、感染予防対策業者、行政対応業者との融合です。これにより各専門知識からのアイデアを出し合い、通常半年のところ、約2年間掛けて設計プランを行いました。
施工業者においても各業者から候補を出し合い、最終的に5社に絞り、競合させたプレゼンの中で今回の改装に見合う業者を選定しました。
実際に工事が始まれば安全、安心のもと信頼ある改装であることが一番ですが、当医院が掲げている診査・診断が治療以前に大切といった事は、改装においても大変重要な事と実感しました。
既存の良きものは残しつつ、新たに造るには壊すことも必要となります。近隣住民の皆さまには騒音も含め、大変ご迷惑をお掛けしていると思います。本当に申し訳ありません。
次回は改装後の環境設備に関して報告したいと思います。
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