"健口食堂" 歯に良い食事について 「マグネシウム」
こんにちは“健口食堂”広報担当のいいづかです。
健康の基本は、お口から良く噛んで食事を取ることです。
上野歯科医院では“健口食堂”として、私たちが考える食事のありかたについて提案します。
今回は、マグネシウムについてお話します。
マグネシウムは体内で300種類以上の酵素代謝活動を助けており、代謝に深く係わっている他に神経の興奮を抑え、体温や血圧の調整を行っています。またカルシウム、リンと結合して骨の主成分となります。マグネシウムの不足は歯周病の悪化や唾液の質低下を招くと共に、狭心症や心筋梗塞のリスクを高めます。
カルシウムとマグネシウムの摂取割合は2:1がよいとされています。
またマグネシウムは300以上の酵素代謝に関与しているため、非常に失いやすいミネラルでもあります。 肉、加工食品、牛乳、清涼飲料水に含まれるリンはマグネシウムの吸収を妨げます。 ストレス、喫煙、大量の飲酒によっても奪われてしまうので、どうしてもストレスがかかる仕事の方や喫煙を止められない方はマグネシウムを多めにとるようにしましょう。
マグネシウムを多く含む食品は、味噌、納豆、油揚げ、そば、アーモンド、ひじき、昆布、牡蠣などです。
次回は、ビタミンA・C・Dについてお話します。
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