"健口食堂" 歯に良い食事について 「セメント質」
こんにちは“健口食堂”広報担当のいいづかです。
健康の基本は、お口から良く噛んで食事を取ることです。
上野歯科医院では“健口食堂”として、私たちが考える食事のありかたについて提案します。
今回は、セメント質です。
セメント質は、歯肉に隠れている部分を「歯根」といいます。歯根の表面を覆って歯根膜線維がくっつく部分をセメント質といいます。セメント質は、歯根面の大部分を覆っています。無機質で主成分であるハイドロキシアパタイトが約60%、その他に有機物が25%、そして15%の水で構成されています。
大部分が細胞成分を含まない「無細胞セメント質」で、歯根面の尖端側1/3には、セメント細胞を有する「有細胞セメント質」があります。尖端側にある有細胞セメント質は、セメント細胞を有するので、咬む力が加わってセメント質が壊れても再生する能力があります。
次回は、歯の発生についてお話します。
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