"健口食堂" 栄養素について 「水溶性ビタミン」
こんにちは“健口食堂”広報担当のとだです。
健康の基本は、お口から良く噛んで食事を取ることです。
上野歯科医院では“健口食堂”として、私たちが考える食事のありかたについて提案します。
今回は、水溶性ビタミンの残り5つの働きについてお話します。
葉 酸 … 赤血球の合成に関与、貧血を予防。細胞分裂を抑制する働きにより子宮頸部の異型上皮(前ガン状態)の進展を防ぐ。緑葉野菜・牛・豚のレバー、牛乳や卵黄、大豆などに多く含まれる。
ナイアシン … 三大栄養素の代謝に関係しているが、なかでも糖質代謝で重要な働きをしている。皮膚の発育や消化器系の働きを促進したり、血管を拡張する作用がある。牛肉、豚肉、鶏肉、豆類、魚介類に多く含まれる。
バントテン酸… 三大栄養素のすべての代謝で重要な働きをしている。脂質の代謝に不可欠。タンパク質や炭水化物の代謝を促進し、神経中枢の発達を助ける。牛、豚のレバー、大豆、ピーナッツ、グリーンピースなどに多く含まれる。
ビ オ チ ン … アミノ酸や脂肪酸の正常代謝に不可欠な働きをしている。また、筋肉痛をやわらげる。レバーや酵母に含まれ、不足すると脱毛などが起きる。
ビタミンC … 抗酸化作用があり、その働きは非常に多岐にわたる。壊血病の予防。風邪を予防。歯のぐらつきや出血を予防。ブロッコリー、カリフラワー、パセリ、小松菜、柑橘類などに多く含まれる。
次回は、脂溶性ビタミンの働きについてお話します。
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