マウスピース
こんにちは、診療部署のなかむらです。
今日は歯ぎしりについてお話させて頂きます。
歯ぎしりとは歯を擦り合わせたり、過度に歯を噛みしめたりする動作です。
歯ぎしりは無意識のうちに行っている人がほとんどです。
眠っている時に歯ぎしりをしている場合、一緒に寝ている人の指摘で症状に気づく事が多いです。これは歯を噛みしめている力が強い場合、歯ぎしりをした時に周りに聞こえるからです。
実は歯ぎしり自体は症状の重さに個人差はありますがほとんどの人が行っています。
そして歯ぎしりを放っておくと、歯を削っていたり、歯を変形させていたりします。
歯ぎしりが原因で他の病気や歯のトラブルが起こるリスクがあります。
今、自分は歯ぎしりをしてないと思っている人も、冷たい物を食べた時に歯はよくしみたり、食べものを噛んだ時に痛いと感じたりするなら注意して下さい。気づかない間に歯ぎしりをしていて歯が消耗されている、傷ついてる可能性があります。
当院に来て頂いていれば定期的に診ているので必要があればマウスピースを作成します。
マウスピースを装着している状態で歯ぎしりをしても直接歯や歯茎に負荷がかかりにくくなり、歯が削れるのを防げます。
また顎の関節にかかる力も軽くなるので顎関節症も予防できます。
さらにマウスピースをつけることによって噛み合わせの位置が高くなり顎などの緊張が解消されます。それによって歯ぎしりが原因の肩こりや頭痛を軽減することもできます。
私も頭痛持ちなんですが、マウスピースをつけてからは痛い度合いが減ったと思います。
初診の方が作るときには全体的な検査をしてからになりますが、気になる事があればスタッフや先生に聞いてみて下さい。
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