入れ歯って何時代から?最終回
こんにちは、診療部のいいづかです。
今日も、引き続き入れ歯ルーツ?についてお話します。
前回、死んだ人の歯が売り物になっていたとお話しましたが、覚えていますか?
やはり、人の歯では腐敗、悪臭、着色などがおきてくるそうです。
パリの薬剤師のデシャトーと歯科医のド・シャマンが、1774年に
陶材(ポーセレン)で焼いた人工歯の入れ歯を作り、今のような入れ歯を
完成させたそうです。……凄いですねΣ(´∀`;)
ピンク色に着色した土台(床)と白い歯が一体となった入れ歯です。
でも、製作過程で陶材に熱をかけて焼くことにより収縮し変形するため
顎の粘膜に適合させることが難しかったようです。
しかも、上下ともスプリング付きで維持していたため
食物を噛み砕くことも、かなり難しかったようです。
スプリングで維持ってこんな感じです。
そして・・・
お待たせしました、結構 (^_^) 引っ張りましたが もう1人の入れ歯の人は…
アメリカ初代大統領のジョージ・ワシントンです。びっくりしましたか (゚д゚)!
そうでもなかったですか(笑)(笑)
彼も歯が悪く、28歳で部分入れ歯を使いはじめ
大統領になった時には、下の歯が1本しか残っていなかったそうです。
ジョージ・ワシントンの入れ歯です。
最初に入れた入れ歯は、上は大鹿の牙、下は人間の歯で1.3㎏もあったそうです。
実は、アメリカの1ドル紙幣になっているワシントンは入れ歯が飛び出さないように
しっかり入れ歯を噛んで押さえていて、口元がひきしまったお顔だそうです。
1ドル紙幣をおもちの方は、大統領の口元を見てみて下さい。……
どうでしたか? 頑張って結んでいる感じがありましたか (笑)
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