今回は噛むことで体能力がアップするお話します。
診療部署のマツイです。
食事を噛んで食べることは成長に必要なエネルギーを体に取り込むという、生きるための大事な仕事です。そのために歯だけでなく脳神経や口の周りの筋肉をすべて使って、咀嚼を行っているのです。
咀嚼をしっかり行うことで、脳神経や筋肉を刺激してその働きを活発にします。
口の周りの筋肉を刺激することは、顔の表情をゆたかにすることにもつながります。
良く噛まないで育つと、口の周りの筋肉が硬くなり、表情がとぼしくなります。また、硬い物を噛むことで脳への血流を良くし、学習効果と記憶効果が高まることがわかりました。動物で行った実験でそれが証明されています。人間でも良く噛むと脳の血流が良くなるため同じような効果があると考えられます。
また、重い荷物を持った時や全力で物を投げる時に、自然に歯を噛みしめていたことはありませんか?力を出すためには歯を噛みしめるものなのです。咀嚼により歯を噛みしめる力が強まることは、パワーアップにもつながります。さらに、咀嚼のストレスを軽くする作用もあります。以上です。
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