歯ってどうなっているの?
こんにちは、診療部のいいづかです。
今回は、歯の構造に付いてお話します。
☆エナメル質
体の中で一番硬く・密度が高い組織です。
無機質から出来ていて、細菌の好む有機質はほとんど
含んでいないので虫歯の進行は遅いです。
☆象 牙 質
細い管状の構造をしていて有機質を多く含んでいるため
細菌が進入しやすく、中で増殖しやすいので虫歯の進行が早い
大きくなると痛みを感じて来ます。
☆歯 髄
痛みを感じる神経や栄養供給をする血管です。
細菌が歯髄に進入してくると、激しい痛みを感じて来ます。
☆セメント質
エナメル質と比べると硬さも密度も劣っていますが再生能力は高いです
歯肉が下がってセメント質が出てくると 密度が低いため温度による
痛みが出てくることがあります。
☆歯 根 膜
歯と骨の硬い組織の中に挟まれていて、クッションの働きをしています。
この部分で歯ざわりや噛み応えなどを感じることが出来ます。
☆歯 槽 骨
歯を支えている骨です 歯肉に細菌が進入して炎症を起こすと骨は
溶けてしまいます。骨が溶けてしまうと支えがなくなり歯はぐらぐら
して来てしまいます。
☆歯周ポケット
歯と歯肉の接着部位です。まるでポケットのように少し窪んだ溝に
なっていて、歯周病はここから細菌が進入して 進行していきます。
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