目には目を、歯には歯を。
衛生士のかのです。
目には目を、歯には歯を。このことわざを聞いたことはあるでしょうか?
古代バビロニアの王様、ハンムラビ王がハンムラビ法典に残した言葉です。
法律に歯を引き合いに出すくらい、古代の人がいかに歯を大切に思っていたかわかりますね。
歯の痛みには、古代人も現代人と変わらず悩まされていたようで、今から4000年も前の古代エジプトでは、すでに歯科専門の医師が存在していたようです!
発掘された人骨には治療の後が見受けられ、抜歯だけではなく歯を支えている骨に穴をあけ、歯根の周りに溜まった膿を出す手術も行われていた痕跡も残っています。
しかし当時は、まず歯の痛みから開放されることを考えていたようです。「痛い歯は祈りやまじないでは治らない。抜歯するしかない」ということが、長老達の経験から伝えられていたのでしょう。
もちろん現代では歯が痛いと必ず抜歯!ということはありません。
当院ではレントゲンを撮ったり、歯肉の検査をしたりして、原因を突き止め、診断し、患者様に説明をして、治療を行っています。また、虫歯や歯周病の進行を止めたり、これから予防するためにはどうすればいいか、患者様ひとりひとりに提案しています。
ちなみに、、、
「目には目を、歯には歯を」のことわざは、やられたらやりかえせ!!の意味で解釈されることが多いようですが、
【目には目を】→見て美しいものや楽しいものを頂いたら、誰かに見てうれしくなるものをお返ししなさい。
【歯には歯を】→食べておいしいものを頂いたら、誰かに食べるものをお返ししなさい。
という優しい意味もあるようです♪
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