位相差顕微鏡について
衛生士部署かのです。
今回は新しく導入した位相差顕微鏡について紹介したいと思います。
小学生の時に理科や生物の実験で使ったあの顕微鏡です。
この顕微鏡を歯医者さんでは何に使うのかというと…
プラーク(歯垢)というお口の中の汚れを詳しく見るために使います。
プラークは食べかすとは違って、白くネバネバしていて歯にくっつき、その中身は菌のかたまりです。
そして、プラークが歯の表面に付着している状態が続くと歯周病が発症したり、進行したりしてしまいます。
また、1グラムのプラークの中に10億個の細菌が住んでいると言われています!!
人それぞれお口の中の状態によって菌の量や菌の種類、菌の動きも様々です。
当院では検査結果の説明の時や歯磨き指導の時、定期健診で来院された時に自分のプラークの菌の量や動く様子を見ていただいています。
なかなか衝撃的な映像ですが、自分の菌の様子を見た後は皆さん歯磨きを頑張ってくれて嬉しいです!
ご希望があればどうぞお気軽にお申し付けください。
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